日本財団 図書館


 

付録A
4.3.2.4 地上ネットワークDTEアドレス
リング確立の間に、地上LMEが地上ネットワークDTEアドレスのサポートを示す場合、地上ネットワークで使用されるフォーマットに従ったアドレスを受け付けて処理するものとする。地上側からのすべての発呼要求は、発呼アドレスとして地上DTEのX.121アドレスを使用するものとする。
注:このファシリティは、ATNルータNETのリストにあるATNルータに関連するもの以外の地上DTEのアドレシングを許容する。しかしながら、航空機システム管理エンティティ(SME)は、それについて知っているか、または地上ネットワーク内のDTEのアドレスに関するアプリケーション交換によって通知される必要がある。
4.3.3 コール・ユーザ・データ・フィールド
ファースト・セレクト・ファシリティは、インタメディエイト・システム・ハロー(ISH)を含めて、VDLモバイルSNDCFコール・ユーザ・データを伝送するために使用されるものとする。
注:これは、様々なレイヤの設定に必要な伝送回教を低減させるものである。
ATNマニユアルの11章を参照のこと。
4.3.4 パケット・タイプ
すべてのパケット・タイプ(割り込み(INTERRUPT)、割り込み確認(INTERRUPT CONFIRMATI0N)及び受信不可(RECElVE NOT READY)を除く)が、VDLでは使用されるものとする。パケットの符号化は、IS08208の規定によるものとする。
4.4 サブネットワーク層サービス・システム・パラメータ
表4−1のパラメータが、サブネットワーク・プロトコルに使用されるものとする。4.6項の記載を除いて、機能及び手順に関する記載は、IS08208によるものとする。すべてのパラメータに関し、表4−1は、航空機DTEと地上DCEによって使用されるべき構成あるいは折衝された数値であるものとする。またT21、T23及びR23は、地上DTEに適用されるものとする。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION